月
The Moon
- 正位置
- 想像、 現実逃避、 不安、 秘密、夢、幻、ムーディー、 潤い、偽り、誤解、曖昧、 移り気
- 逆位置
- 現実が見えてくる、不安は 解消へ向かう、秘 密は隠 せなくなる、誤解が解ける
月は満ちたり欠けたり不安定で薄暗く、見える世界はおぼろげです。隠し事には最適ですが見たいものが見えないことで不安に駆られることもあります。反対に期待を膨らませることもあるでしょう。
やがて夜明けが近づくとこちらの思惑に関わらず徐々に現実が見えてきます。夜明けまで月明りを頼るしかない心を健やかに守るのは、ナツメとセンダン。しっかりと傍らに控えています。
月は満ちたり欠けたり不安定で薄暗く、見える世界はおぼろげです。隠し事には最適ですが見たいものが見えないことで不安に駆られることもあります。反対に期待を膨らませることもあるでしょう。
やがて夜明けが近づくとこちらの思惑に関わらず徐々に現実が見えてきます。夜明けまで月明りを頼るしかない心を健やかに守るのは、ナツメとセンダン。しっかりと傍らに控えています。
正位置の和ハーブ
ナツメ(棗)
不安の中にあっても心健やかでいられるように祈りを込めて
『万葉集』や平安時代中期の『延喜式』にもナツメの名は登場します。
『延喜式』には乾棗(ほしなつめ)を薬用や食用として各地から献上したと記録があります。和名は、夏になってようやく芽が出ること(夏芽)に由来します。
- 学名
- Ziziphus jujuba var. inermis
- 別名
- ナツンメ、ナツウメ
- 生状
- クロウメモドキ科 落葉小高木
効能
滋養強壮、鎮静など
逆位置の和ハーブ
センダン(栴檀)
不安から抜け出してきた心が、潤い癒されるように願いをこめて
獄門になった罪人のさらし首をかける木として利用したり、墓に植えたり、火葬の薪にしたり、死者の杖などに利用されました。香木となる樹木の赤檀(しゃくだん)・白檀(びゃくだん)・紫檀(したん)も「センダン」と呼ぶことがありますが、本種とは別のものです。
- 学名
- Melia azedarach var. subtripinnata
- 別名
- アフチ、オウチ(楝)、アミノキ
- 生状
- センダン科 落葉高木
効能
鎮痛、整腸、駆虫など